狩野 柳雪(かのう りゅうせつ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.狩野 柳雪の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

狩野柳雪は、江戸時代に活躍した狩野派の日本画家です。諱は秀信で、号に柳雪、柳雪斎があります。狩野柳雪秀信とも呼ばれており、諱と号を合わせた呼び名です。江戸幕府の表絵師十五家の一つである築地小田原町狩野家の5代目で、その作品は高値での買取が期待できます。

このページの目次

2.狩野 柳雪という絵画作家について

狩野柳雪は狩野派3代目、狩野松栄の門人であった狩野宗心種永を始祖とする、築地小田原町狩野家の5代目です。江戸時代には幕府の御用絵師の頂点に奥絵師四家があり、その下に奥絵師から派生した表絵師十五家がありました。築地小田原町狩野は表絵師の一つで、禄高二十人扶持以下の御家人格として幕府に取り立てられています。また、柳雪は障壁画を得意とし、技能を発揮していました。

3.狩野 柳雪の絵画作家についての経歴など

1647年、狩野柳雪は現在の東京都中央区に生まれました。生年は1646年の説もあります。築地小田原町狩野家は表絵師十五家の一つで、狩野宗心種永を祖として狩野内匠種信、狩野左近種次と続き、父の狩野大学氏信から5代目の柳雪という画系です。京都御所や江戸城本丸および西の丸などの障壁画を制作しました。跡は息子の狩野柳伯定信が継いでいます。1712年に66歳で死去しました。ほかに、67歳という説もあります。

4.狩野 柳雪の絵画代表作品とは

  • 春日若宮御祭図屏風
  • 源氏物語絵巻
  • 四季唐子遊図巻

5.狩野 柳雪の絵画作品の買取査定ポイントを解説

和紙や絹本に描かれた作品では、カビやシミなどのトラブルが査定に影響を与えます。特に狩野柳雪の作品のように制作年代が古いものでは、絵の傷み具合が査定額を左右するポイントです。古い作品は真贋の判断もつきにくいので、鑑定書があればなお良いでしょう。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 絵の傷み具合(カビ、シミなど)
  • 落款と印章がある作品か
  • 保管方法は適切であったか
  • 本人の作品であるか(鑑定書、証明書)

6.狩野 柳雪の絵画作品の取引相場や参考価格

絹本の作品『双鳥図』は14,900円で落札されています。傷みとシミがありますが、落款と印章は確認できる作品です。大きさは、本紙が縦78cm×横29cmで、全体は縦157cm×横37.5cmとなっています。また、公家や野武士が描かれた人物画の落札価格は13,200円です。本紙には傷みやシミ、折れや虫食い穴があります。落款と印章があり、大きさは、本紙が縦88cm×横41cmで、全体は縦192cm×横56cmです。

7.狩野 柳雪の絵画作品の買取についてのまとめ

狩野柳雪は江戸幕府の御用絵師の一つである表絵師のうち、築地小田原町狩野家の5代目を継承します。御家人格として幕府に仕え、京都御所や江戸城本丸などの障壁画を制作、その作品は高い評価を得ました。狩野柳雪の作品をお持ちであれば、ぜひ一度査定をしてみることをおすすめします。

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