靉光(あいみつ)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!
1.靉光の作品を売りたいお客様へ
靉光は本名を石村日郎といい、シュールレアリスムを代表する洋画家です。多くの美術団体に作品を出品しながらも、主流となる画壇に属さなかったため「異端の画家」とも呼ばれました。生前に自身の作品の多くを破棄し、故郷の広島に残した作品も原爆投下により失われたため、現存作品が非常に少ない作家でもあります。
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2.靉光についての解説
靉光は1926年の二科展で画壇デビューを果たし、その後二科展、中央美術展、独立展などで多くの賞を受賞しました。シュールレアリズムや宋元画を研究しながら制作を続け、1939年には斎藤義重、福沢一郎ら40名の作家と前衛芸術家団体「美術文化協会」を、43年には麻生三郎、松本竣介らとともに洋画家グループ「新人画会」を結成しています。
3.靉光の歴史
1907年に広島県に生まれた靉光は、1924年、17歳のとき大阪に出て太平洋画会研究所で洋画を学んだあと、画家を志し上京。1926年には二科展で画壇デビューを果たしてからはさまざまな画壇への発表活動を盛んに行いました。一方で自身の画風を模索し続け、1939年には独立展に出展した『眼のある風景』で独立賞を受賞しました。しかしながら、1946年、38歳のときに戦時中に応召した上海で復員を待たずに戦病死します。
4.靉光の代表作
- 編み物をする女
- 眼のある風景
- 二重像
- 自画像
5.靉光の作品の買取査定ポイント
靉光の作品は現存する作品が少ないことから、オークションや美術市場に出回る数が非常に少ない作家です。買取市場で出回っているものは類似品が多く、その希少性から靉光の作品であることが分かれば、日本の美術史的発見にもつながります。保存状態にもよりますが、本人の署名や雑誌に掲載されている絵画であればさらなる高額査定が期待できます。
代表的な査定ポイント- 靉光本人の作品であることがわかる保証書や鑑定書があるか
- 絵画の保存状態がよいか
- 本人のサインがあるか
- 雑誌に掲載されている絵画か
6.靉光の作品の取引相場価格
取引相場価格は、保存状態によって大きく変わります。靉光の作品はあまり市場に出回っていないため、希少価値も高く高値での取引が見込めます。もし靉光の作品をお持ちの場合は、ぜひ一度査定に出されることをおすすめします。
7.靉光の作品の買取についてのまとめ
広島が生んだシュールレアリズムの作家、靉光は画才を発揮しながらも作品は数が少なく、希少性ゆえに美術史的・芸術的価値がとても高いものとだといえます。高額での査定が十分に予想できますので、貴重な靉光の作品をお持ちの方はぜひ一度お問い合わせください。
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